自分の人生を生きてちょうだい。
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス 
撮影:エリック・ゴーティエ
CAST:ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、
ジェレミー・レニエ、エディット・スコブ

イル・ド・フランス地方のヴァルモンド。
大叔父ポールの邸宅に美術品と暮らす母エレーヌ。
75歳の誕生祝いのためフレデリック、アドリエンヌ、
ジェレミーの兄妹が家族をつれて集まりました。

宴がひと段落したとき、エレーヌは長男フレデリックを
アトリエへ呼び出し、自分が死んだ後には邸宅と財産を処分するよう命じます。
一年後、母の急逝で集った兄妹の前には、
次世代へ邸宅を残したいという希望を打ち砕く、
莫大な相続税という現実が立ちはだかります。

母の秘密、甘い思い出、美術館級の調度品と絵画、書籍…。
本当に受け継いでいくべきものは何なのか?
三者三様の苦悩が始まります。

夏時間の庭

きょうは8月8日で、夏休みも何となく取り損ねたので大した予定もなくて、仕事も早めに切り上げたけど夕ごはんの買い物にはまだ時間が早いし、リビングから見える窓の外の青空と、やたら大きな入道雲を見ていたら、借りていたDVDのことを思い出した。いつもハービーさんがその映画に合わせてイメージカットのように撮ってくれる映画紹介の写真はどれも素敵で、その中でも写真がとても印象的で、写真を見て、映画を観たいと思って借りた一枚。「夏時間の庭」。
「思い出」の匂いが、始まりから終わりまでしていて、家族や子どもの頃の懐かしさの匂いに包まれた映画でした。うん、こういう会話あったよねー、小さい時に親戚の子どもと遊んだよねー、おばあちゃんのうちもこんなだったよなーって(実際は昭和の日本家屋だし、うちの親族は全員のっぺり顔の日本人なのに、本当にそう感じたから不思議だ)。フランス映画を観ているのにね。私の何でもない一日の夏時間が、この映画のおかげで素敵な里帰りの時間になりました。
そんなしみじみとした幸せな余韻を味わっていたら、ハービーさんから写メール(下の写真)が。「今、横須賀の海で仲間と楽しんでいまーす♪」って。そちらのリアルな夏時間も幸せそうですね。
きょうという日も懐かしい思い出になるのかな。この夏の匂い、覚えておこう。(koidemiho)

横須賀

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック