人間は意外と苦痛に耐えられるのよ。
監督:ジュリー・テイモア 
脚本:クランシー・シーゲル、ディアンヌ・レイク、
グレゴリー・ナヴァ、アンナ・トーマス 
撮影:ロドリゴ・プリエト 音楽:エリオット・ゴールデンサル
CAST:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ、
ロジャー・リース、パトリシア・レイエス・スピンドーラ、
エドワード・ノートン、ジェフリー・ラッシュ

メキシコに生まれ1954年に47歳で亡くなった
画家フリーダ・カーロ。
彼女のあまりにも濃い人生を描いた映画です。

乗り合いバスの事故で脊髄に傷を負ったのが18歳。
闘病生活で絵と出会い、壁画家ディエゴ・リベラと恋に落ち
苦悩に満ちた日々がスタートします。

社会主義者のリベラが外へ外へと目を向けるのとは逆に
こころの世界を絵に表わしつづけていくフリーダ。

激しく、つらく、しかし救いのある絵は、
一度見たら忘れられません。
ラストのカエターノ・ヴェローゾの曲も染みます、ホントに。

フリーダ

その強烈な個性と波乱の人生を送った強い女性として、フリーダカーロの名前と彼女の絵画は私の心にも突き刺さっていました。だからハービーさんからこの映画を紹介された時に、この凄まじい人生を私は受け止めきれる自信がなく、DVDを借りてはみたものの、返却期間ギリギリまで置いたままで、できればこのまま期間が来てしまったので残念だけど観ないで返却してしまったのよ、って言い訳まで考えていました、はい。そんな本音をハービーさんに伝えてみたら、それでも「フリーダ」はホントによい作品ですよ、と言われ、その日はちょうど大型台風が東京を直撃する日だったのですが、「明日の台風一過の後なんかには『フリーダ』はぴったしではないでしょうか?」と、やっぱり薦められて、「フリーダ」を観ないで円満に解決する私の作戦はあっさり失敗に終わり、台風一過の見事の青空と残骸の強風が窓を揺らす中で、「フリーダ」を観ました。
なんという強さと真っ直ぐさと情の深さ。映画の中には、自分を一途に信じることが空気を動かして、人を惹きつけて、奇跡を生む世界がありました。昨晩の激しい嵐のようなフリーダの生き様。そして今日の輝く太陽と突き抜けた青空もフリーダの写し絵のようで。本当に今日観てよかった!あ、でも天候が荒れてる時じゃなくても「フリーダ」は観たほうがいいです、ホントに。(koidemiho)


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