傷つくことを恐れてちゃダメだよ。
監督:リチャード・リンクレイター 
脚本:リチャード・リンクエイター、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー 
撮影:リー・ダニエル
CAST:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー

パリの書店「シェイクスピアと仲間たち」。
著作のPRでインタビューを受けていたジェシーの目に
9年前にウィーンで別れたセリーヌの姿が飛び込んできます。
約束が果たされなかった理由と、そのときの気持ちを語り合うふたり。
公園、カフェ、セーヌ川の観光船、空港までのクルマ、ニーナ・シモン♪…。
二人それぞれに流れた時間、恋愛、仕事、宗教観、セックス観などを語るうちに“あの約束がかなっていたら”という感情が吹き出してきます。

大人の分別、忘れられない思い出、そのはざまでジェシーとセリーヌはどのような未来を選ぶのでしょう?

※『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』の続編です。ぜひ続けてご覧ください。

ビフォア・サンセット








観終わってから20時間。今思い出しても胸が締めつけられてくる。せつないけれど、うれしいようなキュンとした気持ち。私の中で忘れていた、もしかしたら心の奥に隠してしまっていた大切な思い出を、一緒に見せられたような時間でした。今も、ちょっと泣きそう。。
好きな人を想う時、私が思い出すのはふたりのとりとめのない会話の数々で、テーブルをはさんでとか、並んで歩きながらとか、一緒に笑ったりふざけたり真剣だったり、そんな会話を思い出して愛おしくなります。だから余計にこの映画がみせる世界に、はまってしまった私です。
前作の「ビフォア・サンライズ」があっての「ビフォアサンセット」ですが、9年後にこの続編が出たということで、本当にみんなも9年という時間を経て、このふたりに再会したのですね。すごい。2本続けて観ることができて幸せですが、9年を経る感覚も味わってみたかったです。
そして、ハービーさんがこの映画をブログにUPしてくれたのが2013年11月9日でした。この時にはまだ、さらなる9年後の続編「ビフォア・ミッドナイト」(2014年1月18日公開)が、すぐ間近に公開されようとは知らなかったハービーさんでした。それを知ったのが、なんと映画紹介の翌日。まさかのシンクロニシティ!!その時のハービーさんの驚きと興奮は、まさに…。(koidemiho)

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