人生とは心の姿なり。
監督:ハル・アシュビー
音楽:ジョニー・マンデル
CAST:ピーター・セラーズ、シャーリー・マクレーン、メルビル・ダグラス

お屋敷から一歩も出ることなく庭師として生きてきた男・チャンス。
主人が亡くなり、初めて外の世界に出ることになった彼に、
不思議な偶然が重なりつづけます。
純真無垢な彼の魂にふれた人々のさまざまな反応。

言葉とは発する人のものだけでなく、受け取る人のものでもあるのです。
彼がなにものか暗示されるラストシーンをお見逃しなく!
よく悩んだり怒ったり悲しんだりもするのですが、
けっこうそういう時、自分はがんばったのに、
とか人のせいにしていたり、
相手のことをわかったつもりで人に話している自分がいます。
でもそれってもしかしたら、とっても自分に都合良く!
作り上げた相手なのかもしれないなぁって。
相手を好き、嫌いって思っているのは「私」。
人付き合いって、相手の気持ちがわからないから難しいなー
って思ってたけど、それも自分のあり方次第かもなぁって、
この映画を観たら思いました。
「いいよー、好きに言わせてあげるよー。
私は私だからね」って、ちょっぴり余裕の私が顔を出しました。
最近ごちゃごちゃしてて、疲れている人は観てみてね。(koidemiho)

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