私に道を選ばせて。
監督:クリス・ヌーナン 脚本:リチャード・モルトビー.Jr. 
音楽:マギー・ロッドフォード
CAST:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、
エミリー・ワトソン、バーバラ・フリン、
ビル・パターソン、マテロック・ギブス

裕福であるがゆえに生き方まで決められてしまう時代。
自分の思いを動物の絵に託していくポター。

絵が本となり、多くの人に受け入れられ、ロンドンを出ていきます。
心の故郷・ウインダミアへと居を移し、創作をつづけながら
景観保護のために印税を費やしていく生き方は、
うつくしすぎます。

児童文学のベストセラー「ピーターラビット」を創りだし、
ナショナル・トラスト運動の先駆者ともなった
ビアトリクス・ポターの人生を描いた作品です。

ミスポター

こんなに静かに優しく温かくすんなり心に染み入る映画は初めてかも。
観ている間、まったく雑念が浮かばなかったのも初めてかも。
かなり怠け者の私は、すぐに喜んで楽な方に行ってしまいます。
「ま、いいか」と妥協するのも得意です。
でもこの映画を観ていたら、心にしゅわしゅわと元気が湧いてきて、
「好きなものをあきらめない」パワーが出てきました。
こんな私でも「夢をかなえる」というスタートラインに
いつでも立たせてくれる映画の力に感謝します。(koidemiho)

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